四十肩・五十肩の原因
2023年02月28日
四十肩・五十肩の痛みとは?
四十肩・五十肩は正式には肩関節周囲炎と呼ばれ、「強い方の痛み」「肩の可動域制限」「夜間痛」などが主症状になりますが、この中で特に特徴的な初期症状が就寝後、夜中に痛みが出る「夜間痛」ですが、慢性期に入った後は「可動域制限」が主訴になり、「屈曲・伸展」「内旋・外旋」「外転・内転」の動きが制限されやすくなります。
四十肩・五十肩は自己解決が困難で日を追うごとに悪化していく・もしくはなかなか改善されない、といったケースが多いです。このため専門家への受診が必須になります。
原因
痛みの原因は肩関節を構成する周辺の筋肉、回旋筋腱版(ローテーターカフ)が炎症を起こし、痛みを出すことにあります。さらに組織が炎症を起こすと、関節を動かせなくなるため、周辺の筋膜が癒着し可動域制限とそれによる痛みを起こしやすくなります。
なぜこういった組織に炎症が起きてしまうのかについては未解明な部分もありますが、元々の「巻き込み型」「肩の高さの差」「肩甲骨・肩関節の動きの悪さ」を同時に持っている方がほとんどであり、これが肩関節の動きの悪さ、血液循環の悪さを招くことになります。
具体的に多い原因としては
- 巻き込み肩がある(姿勢が悪い)
- 「猫背」など前かがみの姿勢が多い
- 仕事や生活で一定の反復動作がある
- 座っている時に足を組む
- 椅子に浅く座る
- 立っている時に片側に体重がかかっている
- 首肩のコリがある
- 生活でバンザイをほとんどしない
などが挙げられます。
なぜ、自然に改善しないのか?
自然回復しにくいのには、何点か原因があります。
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肩関節周辺の筋肉・筋膜が
「硬くなりすぎている」から歪みの習慣化により肩関節周りの筋肉・筋膜も硬くコリ固まります。
これにより「血液の巡りが悪い状態」が作られるのです。 -
患部の血行が悪くなり
治癒促進が遅れているから痛めた患部は血行も悪くなり、損傷した組織はゆっくりとしか治癒しなくなります。
患部の柔軟性を取り戻し、血液循環の改善を行うことが大切です。
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「骨盤が歪む」
生活習慣を続けているから仕事を含めた生活習慣により「骨盤の歪み」は形成されます。
具体的には①座り方②立ち方③寝方④歩き方の4つがポイントですが、この生活習慣を同時に改善し、「歪まない環境」を作ることが必須になります。
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